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satu kitav - 動詞文と接続詞文

動詞文

動詞文

次は、サトゥキタンの文法的に正しい動詞文(verb sentence)の一例です。 サトゥキタンの動詞文は述語である動詞から始め、続いて目的語を置き、文末に「.」をつけます。

giputus
ギプトゥーs
理解されている
hanyu
はニュ
問題
fov
フォン
その
.

= その問題は理解されている。

単語の位置

複数の目的語をとる動詞がありますが、どの単語がどの「目的語スロット」に入るかは単語の位置によって決まります。

petas
ターs
呼ばれている
a
minori
ミノリ
ミノリ
.

= 私はミノリと呼ばれている。

petas (ペタース) / 呼ばれている」 はいつでも 「[1番目の目的語]は[2番目の目的語]と呼ばれている」 という意味であり、目的語の順序を入れ替えると文の意味が変わります。

形容詞的な動詞

サトゥキタンの修飾詞は述語になることができません。 「その問題は難しい」のようないわゆる形容詞文を作るには、その単語を動詞に活用させて述語にします。

hanyu
はニュ
問題
fov
フォン
その
fugev
フゲン
難しい
.

= 難しいその問題。 (文法的には正しいが、やや不自然な言い回し)

fuges
ゲーs
難しい
hanyu
はニュ
問題
fov
フォン
その
.

= その問題は難しい。 (「難しい」を述語にした自然な文)

ほとんどの修飾詞は、動詞形に活用することで述語になります。

機能的な動詞

サトゥキタンの中心的な品詞は動詞であり、他の言語では接続詞で表されるような意味を動詞で表すことが多いです。 次の例文は、単独で文とするには不自然ですが、文法的には正しい動詞文です。

bis
ビーs
~と~
a
u
あなた

= 私とあなた

ritas
ターs
足す
ra
1
ru
2

= 1足す2

補助目的語

サトゥキタンでは、「~のために」「~と一緒に」などの補語を表現するために補助目的語を使います。 補助目的語は、名詞要素に補助語と呼ばれる特定の修飾詞で修飾することで作られ、文法的には目的語の位置に入ります。

a
'
t
fabakastas
ファバカsターs
移動した
a
gifu
ギフ
岐阜
tev
テン
,
k
.

= 私は岐阜へ行った。 (私は私を岐阜へ動かした。)

a
'
t
giskyas
ギsキャーs
学ぶつもり
ratasgi
ラタsギ
数学
u
あなた
biv
ビン
と共に
,
k
.

= 私はあなたと一緒に数学を学ぶつもりだ。

fabakas(ファバカs) / 移動する」や「gis(ギs) / 学ばれる」は、本来は目的語を一つだけ取る動詞です。 その後ろに補助目的語をつけることで、本文の情報を補足することができます。

このほかに、補助目的語を使って文に時間場所の情報を足すこともできます。 詳細は 時制と相#時刻に言及する補助語 を参照してください。

接続詞文

動詞文の置き換え

接続詞を使った文を接続詞文(conjunction sentence)と呼びます。 サトゥキタンの接続詞は機能的には「目的語を2つ持つ動詞」と同じであり、目的語の位置以外は動詞と同じです。 そのため、次の2つの文は同じ意味です。

petas
ターs
呼ばれている
a
minori
ミノリ
ミノリ
.

= 私はミノリと呼ばれている。

a
petaf
ペタf
呼ばれている
minori
ミノリ
ミノリ
.

= 私はミノリと呼ばれている。

ただし、接続詞を修飾詞で修飾することはできないため、どんな動詞文でも接続詞文に置き換えられるわけではありません。 逆に、全ての接続詞文が動詞文に置き換えられるわけでもありません。

接続詞を使った文の構成

接続詞は構文上、動詞よりも大きな対象を目的語にとることができます。 次は動詞文(から . を取り除いたもの)全体を目的語にとる接続詞文です。

ritas
ターs
足す
ra
1
ru
2
gataf
ガタf
等しい
ro
3
.

= 1足す2は3に等しい。

podanis
ポダニーs
愛される
kipeki
キペキ
創作
nomaf
ノマf
しかし
fuges
ゲーs
難しい
dadav
ダダン
とても
do
これ
.

= 創作は愛されているが、それはとても難しい。

接続詞は動詞文を終わらせるマーカーになるため、動詞文と違って意味を曖昧にすることなく動詞文全体を目的語にとることができます。 また、2番目の例文は次のように文を切ることができます。

podanis
ポダニーs
愛される
kipeki
キペキ
創作
.
nomaf
ノマf
しかし
fuges
ゲーs
難しい
dadav
ダダン
とても
do
これ
.

= 創作は愛されている。しかしそれはとても難しい。

この例では podanis kipeki. で一度文を区切り、2番目の文を接続詞から始めています。 こうすることで、2番目の文の接続詞は1番目の文全体を目的語にとることができます。

入れ子節

入れ子節

サトゥキタンにおいて「~すること」「~したもの」といった表現を作るには、次のように動詞文の最後に「;(p)」をつけます。

gitus
トゥーs
知られている
petas
ペタs
呼ばれている
a
minori
ミノリ
ミノリ
;
p
.

= 私がミノリと呼ばれていることは知られている。

gatas
ターs
等しい
ritas
リタs
足す
ra
1
ru
2
;
p
ro
3
.

= 1足す2は3に等しい。

;」は発音する文字であることに注意してください。
このように、動詞文の最後に「;(p)」をつけたかたまりを入れ子節(nested clause)と呼び、文法的には名詞と同じように扱います。