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satu kitav - 構文

基本的な構文

構文の厳密性

構文(syntax)とは、文の中でどのように単語を配置するのが正しいかを定めた規則です。 サトゥキタンの構文は厳密に定められています。 そのため、どんなサトゥキタンの文に対しても、「構文的に正しいか」が明確に判断でき、「文の構造」をただひとつだけ読み取ることができます。
ここでいう「文の構造」とは「ある修飾詞がどの名詞にかかっているか」や「この名詞はどの動詞の目的語なのか」のような、文中における単語同士の関係性を指しており、必ずしも文の意味とは直結しません。

例えば日本語には構造が不明瞭な文として「頭が赤い魚を食べる猫」というものがあります。 この文からは、「魚の頭が赤い」と読み取ることもできますし「猫の頭が赤い」と読み取ることができます。 はたまた、「猫の頭が魚を食べる」と解釈することさえできてしまいます。これが構文の曖昧性です。
サトゥキタンにはこの曖昧さがありません。 先述の文をサトゥキタンの構文に従って書き換えてみましょう。 もし魚の頭が赤いなら

猫 {食べる 魚 {持つ 頭 赤い}}

のように表され、猫の頭が赤いなら

猫 {持つ 頭 赤い} {食べる 魚}

のように表されます。

サトゥキタンにおける文は名詞文または動詞文のどちらの構造を持ちます。 サトゥキタンにおける構文は意味を定めるものではなく、単語の組み立て方のみを定めるものであることに気を付けてください。 意味を含めた文の構造については文法のページで解説します。

名詞文

名詞文
主題
名詞
修飾詞
修飾詞
.

名詞文(noun sentence)は名詞を主体とする文です。 主題(topic)である名詞から始まり、その後に複数の修飾詞が続く構造をとります。 修飾詞が全くない単独の名詞も名詞文であるといえます。

名詞文の例

hanyu
はニュ
問題
fugev
フゲン
難しい
ditav
ディタン
多い
.

= たくさんの難しい問題。

動詞文

動詞文
述語
動詞
修飾詞
目的語1
名詞
目的語2
名詞
.

動詞文(verb sentence)は動詞を主体とする文です。 述語である動詞から始まり、その後に複数の目的語が続く構造をとります。 また、動詞を1個または複数個の修飾詞で修飾することができます。 目的語が全くない単独の動詞も動詞文であるといえます。

動詞文の例

petas
ターs
呼ばれている
a
minori
ミノリ
ミノリ
.

= 私はミノリと呼ばれている。

fuges
ゲーs
難しい
dadav
ダダン
とても
kipeki
キペキ
創作
.

= 創作はとても難しい。

接続詞文

接続詞文
目的語1
名詞または文
述語
接続詞
目的語2
名詞または文
.

接続詞は動詞と同じ意味を持つため、動詞文の動詞を接続詞に変えて接続詞文(conjunction sentence)を作ることができます。 ただし以下のような構文上の違いがあります。

接続詞文の例

podanis
ポダニーs
愛される
kipeki
キペキ
創作
nomaf
ノマf
しかし
fuges
ゲーs
難しい
dadav
ダダン
とても
do
これ
.

= 創作は愛されているが、それはとても難しい。

発展的な構文

名詞句

名詞句
主題
名詞
修飾詞
修飾詞

動詞文の中にある目的語は、名詞文と同じようにして修飾詞で修飾した名詞に変えることができます。 これを名詞句(noun phrase)と呼びます。

名詞句を使った例文

giputus
ギプトゥーs
理解されている
hanyu
はニュ
問題
fov
フォン
その
.

= その問題は理解されている。

入れ子節

入れ子節
述語
動詞
修飾詞
目的語1
名詞
目的語2
名詞
;

動詞文の末尾を . ではなく ; (p と発音します) に置き換えることで、動詞文全体を名詞と同じように扱える形になります。 これを入れ子節(nested clause)と呼びます。 ; とペアになる動詞の候補が複数ある場合、最も右にある動詞から ; までの間が入れ子節になります。

入れ子節を使った例文

gitus
トゥーs
知られている
petas
ペタs
呼ばれている
a
minori
ミノリ
ミノリ
;
p
.

= 私がミノリと呼ばれていることは知られている。

修飾詞節

修飾詞節
'
述語
動詞
修飾詞
目的語1
名詞
目的語2
名詞
,
修飾詞節
'
主題
名詞
修飾詞
修飾詞
,

名詞文または動詞文を ' ... , で囲うことで修飾詞節(modifier clause)を作ることができます。 修飾詞節は、他の文の中で修飾詞と同じように扱えます。
特に、名詞文の最後の修飾詞が修飾詞節に置き換えられた文を主題文(topic sentence)と呼びます。

修飾詞節を使った例文

petas
ターs
呼ばれている
a
'
t
giputus
ギプトゥーs
理解されている
hanyu
はニュ
問題
fov
フォン
その
,
k
minori
ミノリ
ミノリ
.

= その問題を理解している私はミノリと呼ばれている。

a
'
t
giputus
ギプトゥーs
理解されている
hanyu
はニュ
問題
fov
フォン
その
,
k
.

= 私はその問題を理解している

並び順による意味の違い

目的語の並び順

動詞文は複数の目的語をとることがありますが、動詞ごとに「何番目の目的語が何を表すか」が決まっています。

petas
ターs
呼ばれている
a
minori
ミノリ
ミノリ
.

= 私はミノリと呼ばれている。

petas
ターs
呼ばれている
minori
ミノリ
ミノリ
a
.

= ミノリは私と呼ばれている。 (意味的に不自然な文)

修飾詞の並び順

名詞や動詞の後ろには複数の修飾詞が並ぶことがあります。 サトゥキタンでは、これらの並び順が意味に影響します。 以下の例のように、より右にある修飾詞は「より左にある修飾詞によって修飾された名詞句」全体を修飾していると解釈します。

hanyu
はニュ
問題
fugev
フゲン
難しい
ditav
ディタン
多い
.

= たくさんの難しい問題。 (「難しい問題」がたくさんある様子)

hanyu
はニュ
問題
ditav
ディタン
多い
fugev
フゲン
難しい
.

= 難しいたくさんの問題。 (「問題がたくさんあること」が難しさの一因になっているニュアンス)

接続詞文の繋がり

接続詞文は2つの目的語をとりますが、そのうち左側だけを接続詞文にすることができます。 そのため、1文中に複数の接続詞が現れる場合は必ず次のように解釈します。

目的語1
目的語1-1
名詞または文
述語
接続詞
目的語1-2
名詞または文
述語
接続詞
目的語2
名詞または文
.